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あおけんコラム
 
2013年12月24日
今年も残す所あとわずかになりました。消費税増税の事もありましたが、今年も沢山お仕事をさせて頂いた事を心から感謝しております。今後も1つ1つ私たちの限界を破って、「建築」に果敢に挑戦していきたいと思っておりますが、素敵なお家と健康な環境を作る住宅性能…家族が幸せに暮らせる心を、家造りを通して一緒に学んでいけたら僕らもとても嬉しいです。

「環境に配慮した住宅」を設計・施工するという形で、来年はISO14000の取得を狙っております。楽しんで喜んでいきたいと思っておりますので、来年も変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願い致します。

さらに調湿された空気では体感温度が上がりますので、エアコンの設定温度を上げる働きも少なくて済みます。結果、稼働率を抑制する事も出来るのです。この「FPの家」×「デシカ」の快適性…皆さんも是非どうか体感しに来て下さい!
 
 
2013年12月12日
モデルハウスを体感宿泊された方のお声モデルハウスの換気システムがリニューアルし、「デシカ体験プロジェクト」という宿泊体感を実施しております。先週末に早速宿泊体感して頂けたお客様のお声を頂戴致しましたので、画像でご紹介致します。

弊社のモデルハウスは現実味を帯びた大きさですので、実際により近い体感がして頂けると思います。私が設計を始めた頃の物件ですので、私自身は少々不満が残りますが…。(笑)

モデルハウスにはでっかい吹抜けがありますが、でっかい吹抜けを普通の家に作ると「くそ寒い」状況になります。しかし、「FPの家」で断熱力を向上してやれば、「吹抜けを作ると寒い」というリスクが確実に軽減されるのです。

…ただ、吹抜けが大きいと空調した冬場の暖気が上へ上へと逃げて行ってしまうので、暖かい「FPの家」なんですけど若干の上下温度差が出ます。そしてとても温かい「FPの家」だと、2℃程度の少しの温度差でも気になってしまうのです。私はそれをFP病と呼んでいます。(笑)

その上下温度分布のリスクを解消するのが、このデシカを搭載した「FPの家」モデルハウスです。空調だけでなく換気をし、更に調湿を行うデシカは空気中に水分子を多く含む為、吹抜けから放出された水分子が重力で下に向かう際に暖気も押し下げる働きをしてくれます。

さらに調湿された空気では体感温度が上がりますので、エアコンの設定温度を上げる働きも少なくて済みます。結果、稼働率を抑制する事も出来るのです。この「FPの家」×「デシカ」の快適性…皆さんも是非どうか体感しに来て下さい!
 
 
2013年11月26日
来週の日曜日(12月1日)に、一宮市で「OPEN HOUSE」を開催させて頂く事になりました。ありがとうございます。玄関1つの二世帯住宅です。1階はちょっと和っぽく、2階はオリジナルキッチン家具などがあって可愛いっす!照明なども、アンティークショップでお客様が仕入れたモノを使って素敵に仕上げました。

住宅性能は「FPの家」の第三種換気という最高性能…見学会当日は氷点下ばりに寒くなってもらえるように期待します。(笑)どんなに寒くてもどんなに暑くても、家族の幸せと健康を守れるお家を作る…携わる我々もとても素敵です。
 
 
2013年11月20日
床材を選択する際、お客様は皆様すごく迷われます。もちろん、設計した際のイメージは最初にお伝えするのですが、必ずしも私のイメージするまま進んでいくわけではないので毎回議論…そして議論です。

今回は無垢材のフローリングに限ってのお話ですが、無垢材の場合まずは大まかに塗装でカテゴリー分けをして悩んで頂きます。自然素材のオイル塗装かウレタン塗装か…塗装はメンテナンスの面ばかりが重く見られがちですが、出来上がりの雰囲気も大きく左右します。少し高級感を出したかったり照明の反射効果を空間演出に使いたい場合はウレタン塗装になりますし、ナチュラルに自然な感じで仕上げるならオイル塗装となります。又、シャビーな感じを出す場合もオイル塗装の方がいいです。

塗装を決めたら次は樹種ですが、樹種は木目によって見た目の印象を大きく変えます。楢(ナラ)やオークなどの木目とタモやアッシュなどの木目では、何処となく前者の方が輸入住宅というかアメリカンな感じを彷彿とさせますし、木目が少ないバーチやメープルなどは北欧のスカンジナビアン(笑)的な雰囲気を醸し出します。松やタモ系は日本的な印象を与えるので、他に使う予定の木材や購入予定の家具によって決めていけばいいと思います。

又、床材のグレードによっても、節や表情、色などのバラツキがあります。グレードが低いものは悪いという事ではなく、これも出来上がりの空間に大きく左右するという意味合いです。色のばらつきがある場合はオイル塗装をすればよりナチュラルな表情を見せてくれますし、節やムラが少ない場合はウレタン塗装をすればよりハードに高級感を醸し出してくれます。

それにフローリングは無垢材だけが選択肢ではありません。合板に薄く剥いだ本物の板材を用いた複合フローリングや細かい木材を接ぎ繋いだフローリングなどもありますので、無垢が一番良いとは一概には言えません。なので、コストバランスを考えた上で、最良の選択を一緒に議論して決めていく事が最も重要となります。家造りは、そんな議論できるパートナーを探す事が大切なんですよね。
 
 
2013年11月14日
先日お客様とのお打ち合わせをしたら、「こうやって青山さんと打ち合わせをして、家づくりのイメージが変わった!!」っと仰っておられました。ハウスメーカーやビルダーさんのような形で家づくりを進めて行くのが当たり前だと思われていたので、設計時に決定した事で全てが決まってしまうようなイメージを持たれていたり、この中からしか選べない…といった選択肢の幅がとても狭い事が当たり前だと思ってみえました。

実際、家づくりって僕たちだけでは出来ません…。当然、僕らの思想やデザインに共感してお客様は来てくれるのですが、家づくりの過程ではオーナー様の心が重なり合って、そして作る職人さんや僕らの情熱も重なり合って、家は出来ていくものだと思います。

だから家づくりで一番大切な事はコミュニケーションや対話、そして対話の中にある会話だと思います。「どうしてそこに扉が無ければならないのか?」「どうして当たり前のようにリビングやダイニングが存在するのか?」「この部屋が存在する必要があるのか?」…全て議論できてくると、僕らもオーナー様も必然的に契約をして着手したくなってくる…それが機が熟したという事だと思いますし、僕らはこれからもそうやって家づくりをしていこうと思っています。

当然、手間を掛けて本物を作れば作るほど儲ける事は難しくなります。でもその限界ギリギリをお客様に提供していく心意気だけは、家づくりをする人は絶対に忘れてはならないと思います。手間や不利益な事ばかりを考えていては良いものは出来ません。ただ…現実問題、僕らもご飯を食べていかなければならないので、そのバランスもお客様に打ち明け一緒に対話をして丁度良い着地点を見出す…これこそが家造りの「妙」…僕はそう思います。
 
 
2013年10月28日
先日の日曜日に、小牧市若草町で地鎮祭を行いました。お施主様とは土地探しをされている段階で出会いましたが、弊社は不動産免許を持っておりませんので取引そのものや新鮮な情報を提供する事は出来ません。でも、その他の面で精一杯サポートをさせて頂きました。

お客様が見つけられた土地に毎回足を運び、実際に現場を見て、インフラや建物以外にその土地に必要な経費の見立てをしたり、私が感じるその土地に対しての所見などをお伝えさせて頂きました。結果、土地のご縁もありご契約させて頂く事が出来ました。もちろんその間には、プランニングの打ち合わせやフラット35での融資のお手伝いがあったりして、お客様とのコミュニケーションもしっかりと取る事が出来たかなと思っております。

融資の申し込みや資金計画を経て、いよいよお家を作る段階に入っていきます。プロジェクト名は「C'est beau(セ・ボー)」です。現在は、低炭素認定住宅の審査を提出中ですので、認定が下り次第着手していきます。とてもとても楽しみです!
 
 
2013年10月2日
地鎮祭先週の日曜日に、江南市で地鎮祭を執り行わさせて頂きました。お施主様と息子様はボーイスカウトをされているのですが、私も過去にボーイスカウトに入っていた事もあって地鎮祭の時にはとても話が弾みました。「スカウトの家」ってプロジェクト名にします。(笑) こういうのがたまにはあってもいいのかなって思うので…。

昨日、ついに!と言いますかやっぱりと言いますか…消費税が上がる事が決定しましたね。次の10%になる時はどうなるのかという不安は残りますが、決まった事は仕方ないので、よりよい社会に向けて皆が心の中で頑張っていくしかないかなと思います。

そうそう、弊社のモデルハウスにダイキンの「デシカ空調」がつきました。この冬、青山建設のモデルハウスでは湿度もコントロールされた「FPの家」を体感する事が出来ます!そして水分を扱うがゆえに断熱材がFPウレタンパネルでなければならない秘密を、是非体感宿泊で感じ取ってみて下さい。又別途「モデルハウス体感キャンペーン」を実施していく予定ですが、皆様のお申し込みをどしどしお待ちしております!
 
 
2013年9月9日
「材料が持つエネルギー」…って言うと少しオカルトっぽいかもしれませんが、工業製品と左官仕事の外壁材や内装材では「持つエネルギー」が絶対に違うと思います。コストの面もあるので僕も全てに適用するわけではないですが、少なくとも混在する形で提案できるように、材料の質感を常に考えて設計するようにしています。

一言で「木」と言っても、樹種の違いもあるように奥深いものです。ただ工業製品はやはり…使い方が難しい。もしかしたら施工する人のエネルギーが染み込みにくいのかもしれません。でも工業製品だとしても、照明による光や影の使い方でぐっと表情が豊かになるケースもあります。…建築というのは奥が深いです。

だから「設計」して、その設計を「施工して作る」という過程はとても大切なんだと思います。同じ設計でもプロセスの施工で全く違うものが出来上がるんだと、私自身も経験から理解しています。材料の持つパワーや空間の設計…大切にしたいです。
 
 
2013年8月27日
段々朝晩は涼しくなってきました。この時期は高性能住宅にとって難しい季節です。「開ければ涼しいけれど日中は暑い…」「でも夜も窓を開けっぱなしで寝ると寒い」「けれど閉めると暑い」みたいな感じですね。

こういう時に窓を開けなくても、常時換気されている空気が一定の快適な条件で存在すれば…。光熱費も考えず、そして暖房や冷房どちらかに偏った空調でもない快適な空気があれば…こういう快適な空間を作ろうと現在画策しています。発表まではもうちょっと時間がかかりますが、しばしお待ち下さい。モデルハウスをカスタマイズして、皆様に発表する予定です!
 
 
2013年8月1日
来月14日に弊社モデルハウスで「足もみイベント」を行います。講師は弊社のOB施主様でもある「健康工房瑞浪」の成瀬充暁さんです。官足法と若石健康法という2つをミックスした足もみ健康法を、「FPの家」という快適空間で心身ともにリラックスしながら体験してもらおうというイベントです。

この足もみ健康法を広く知って頂きたいので、多くの方にご参加頂きたいと考えております。健康に不安のある方や代謝が悪い方…体の内部から血流とリンパの流れを促進して本来持っている体の機能を取り戻しましょう!今後こちらのホームページや弊社ニュースレターでイベントの詳細をご案内させて頂きますので、どなた様も是非ご参加下さい!
 
 
2013年7月18日
私は設計するにも施工するにも、「心」という概念が外せないと思っています。いやむしろ建設業でなくても、生きていく上で「心」って大切な問題だと思っています。じゃあ、「心」って何か?…それは自分自身の計らいを捨てて、「素直」になる事だと思っています。

設計するのも「自分自身が設計したいデザインや間取り」を提案するだけじゃなくて、「相手がどう思っているのか?」「何を感じているのか?」「何が気にかかっているのか?」など、こういう視点をひとつずつクリアにして家造りをしていく…これが大事だと思っています。

こういう、「心」の家造りを僕としませんか?
 
 
2013年7月8日
本当に高温多湿の時期になってきました…。皆さん、冷房を動かし始める時期ではないでしょうか?高温多湿のこの時期…外気温が32℃以上ある時に室内を26〜27℃に冷やすと、この温度差で壁内の外部側に結露が発生します。これが壁内結露(見えない結露)です。

冬の結露は窓などの「目に見える結露」ですが、夏の結露は壁の中という「見えない結露」になります。結露が本当に怖い時期って、実は夏なんです!そういう意味でも、今の季節は家の性能が一番問われる時期なんですね。

弊社のモデルハウスでは、実際に「FPの家」の性能を体感して頂くべく夏の体感宿泊を行っています。是非皆さん、青山建設の体感宿泊にお申し込み頂き、FP硬質ウレタンパネルの実力をご体感下さい。エアコンの不快な冷たさもなくて快適ですよ!(お盆休みの期間中は体感宿泊を受け付けておりませんので、どうぞご了承頂ければと思います。)
 
 
2013年6月21日
先日、あるお客様へ弊社の基本設計をプレゼンテーションした時、「家造りは目で見て購入を決められるものじゃない」というお話を伺いました。本当にそうです…。ハウスメーカーさんなんかは展示場や様々なパンフレットで、そのメーカーさんだとすぐにわかるようなデザインの家を用意しています。だからハウスメーカーさんなどで家を建てる方は、そういうデザインを見て「そのデザインの家を購入する」という価値観なのかなと思います。

弊社もモデルハウスは用意していますが、あれはデザインを見てもらうというよりも「FPの家」の性能を実際に体感してもらうためのものです。デザインはお施主様ごとに違って当たり前のはずですから、それこそ毎回お客様のご要望や想いを深い部分までお聞きし、それを家造りに反映すべく設計をしています。ただ、そういったものを反映した模型やパース、スケッチをご覧頂いたとしても、やはりお客様には伝わりにくい部分があるようです。

でも伝わりにくいからこそ、「我々の家造りはプロセスにお金を払って頂いている」と思っています。設計の際はもちろんですが、施工しながらも弊社スタッフや私も含めてお打ち合わせを行い、少しでも良いお家になるようにと思案し、お客様ときちんと対話しながら家を造っていきます。設計から完成まで、それこそ我々毎回携わっている者でさえ気の遠くなるような膨大情報やモノ・収まりをさばいていきます。だからこそ「お客様と一緒に楽しみながら家造りをしたい」と、いつもそう思っています。

プロセスに対価を頂き、それに応えて全力で家造りする。一歩でも少しでも良い選択・良い結果になるように…それが僕たちの家造りです。
 
 
2013年6月13日
照明計画をする際は、天井や壁の仕上げや面積などに注意します。照明がある事で天井や壁がうるさく感じてしまったり、なんだかバランスの悪いものになってしまわないように、弊社では展開図に落とし込み、模型を使ったりしながら打ち合わせをして決めていきます。

又、間接照明なども多用します。これは私自身が煌々(こうこう)と明かりのついた部屋が苦手な事もありますが、部屋として「落ち着いてリラックス出来る空間」を作る事が昨今の住宅には求められているような気がしているからです。

「照らしたいところ」「影にしたいところ」…明るさだけでなくて影を作る事も照明計画の役割です。
 
 
2013年5月28日
キッチン周りを設計する時には、家造りするクライアントの方の食に対する考え方や行動を考えます。誰がメインで食事を作り、その人は鍋やフライパンなどのキッチンツールにどれだけのこだわりがあるのか?家電関係はどうなっていて、冷蔵庫の中身や材料のストック、お米や野菜はどうなのか?又、作る過程においては、オーブンを使う頻度や魚の焼き方、お皿の使い方はどうかという事なども想定しなければいけません。

いざ食べる時の事を考えれば、お酒は飲まれるのか?食卓は明るい照明が良いのか、それともテーブルの上だけ立体感が出るような美味しそうな照明が良いのか?食べ終わった後の洗いものはどのようにしていて、ゴミはどうやって分別して収集日まではどうするのか…など、キッチンだけでもすごいたくさん聞く事はあって、ハウスメーカーさんのように間取りとかプランとかって簡単なもんじゃないんだって思います。

そうやってストーカー(笑)のようにヒアリングして、住まわれる人の事を考えながら設計するのが楽しいんですけどね。
 
 
2013年5月13日
貫通パイプの周囲に出来たカビ先日、改修工事時のグラスウール断熱材の状態の画像が手に入りましたのでご紹介したいと思います。1つは壁を貫通するパイプの周囲の黒ずんだカビ。2つ目はグラスウールの室内側厚み半分が黒ずんだカビの状態です。わかりますか?

貫通パイプの周囲に出来るカビは、黒ずみが外側にまで及んでいます。おそらくこれは室内側の湿気を含んだ空気が、貫通パイプの周囲から壁内に流入して経年から黒ずんだものです。

グラスウールに出来たカビもう一枚の画像は外面は至って普通ですが、めくったら内部にかけての層が真っ黒という状態…これは夏場に室内が涼しく室外が高温多湿の際に、飽和水蒸気圧と水蒸気圧の関係で起きた壁内結露だと考えられます。冬季の場合の室内湿気流入による壁内結露であれば、外壁面に近い場所で露点温度に達するでしょうから…。

ここまでなってしまうと、土台や柱といった家の構造の基礎となる部分に影響が出てきます。家の寿命も縮まるでしょうし、健康被害も起きてきます。これを防ぐための基本は、夏季に壁内結露を起こさない事、そして万が一壁内結露が起きてしまっても水分を含む事が無い断熱材を選択する事です。
 
 
2013年4月25日
ようやく花粉が落ち着いてきましたね。私は杉・檜・黄砂とトリプル反応の為、この時期はテンションが下がります…。(笑)

「FPの家」に住んでいるお客様のお話によると、高気密で第三種換気を使い、給気口のフィルターを花粉対応の高性能フィルターにすると室内環境はとても改善するのだそうです。私の実家は15年以上前に建てられた「FPの家」ですが、第一種換気である上、経年での機械劣化もしている為、「FPの家」でも鼻水が絶え間なく流れ出ます…。その話を聞いた時、とてもうらやましく思ったものです。

昨今ではPM2.5とか恐怖な事ばかりお隣の国からやってきますが、そういうものへの対策として給気口フィルターの性能や気密性能なども考慮するのも、家造りのポイントになろうかと思います。どちらにせよ、早く花粉の時期が終わって欲しいですよね。。

ちなみに現在岐阜県可児市で施工している「LC.今渡」プロジェクトでは、ローヤル電機製の熱交換換気設備を導入しています。お客様のお許しが頂ければ6月頃には構造見学会が出来るかもしれませんので、是非お楽しみにお待ち下さい。
 
 
2013年4月16日
平成26年4月から、消費税が8%に上がる予定ですね。(あくまでも予定ですが…。)

ただ住宅の場合、平成25年9月末までに請負契約をしたものに関しては、税率5%が適用される事になっています。これを税務署や税理士さんに詳しく確認した所、一応「9月末までに請負契約したものは原則5%であり、期間の縛りなどは無い」との事でした。

ただし、その工事に付帯する「別途工事」は話が別です。精算が3月末を超えるものについては8%になってしまうので、注意が必要です。当然、作り手の僕らも注意してクライアント様とお話していかなければならない部分ではあります。例えば、地盤改良工事費、照明器具、エアコン、カーテンなどは8%になる可能性を秘めています。

本当に消費税が上がるか否かは9月頃に判断されるという事ですが、「9月末までに契約」というのも実質経済成長率を2%上昇させる為なんですよね…きっと。(笑)
 
 
2013年4月8日
段々と暖かくなってきましたね。先日、引き渡しをさせて頂いたお客様に、「高性能住宅で住むにあたってのご説明」をさせて頂きました。そこには今までのお家と違う点が3つ…。

1つ目は、今までのお家はエアコンや冷暖房器具で暖かく(涼しく)なるのは特定の一室のみでした、でも今後は家中が丸ごと暖かく(涼しく)なりますという事。2つ目は、家中を快適温度にする為の熱源の運転の方法と留意点、又その温度変化に24時間換気が密接に関係しているという事。

そして最後の3つ目が、木造住宅にとって最も負の要素である湿度(結露)の話…結露には壁の中で起こる壁内結露(夏結露)と開口部表面で起きる室内結露があり、乾燥と加湿…つまり体感温度と湿度は密接な関係があるという話です。でもこの3つが住みながらうまくコントロールできると、高性能住宅は健康で経済的でとても重宝するお家になります。

それはつまり人間の住まい方を変えるもので、未来から現時点を振りかえれば文化が変わっているという事です。それだけ重要な事ですので、毎回慎重にじっくりお話をさせて頂いています。
 
 
2013年4月1日
先日、林野庁から「木材利用ポイント事業」の概要が発表されました。平成25年4月1日から平成26年3月31日までに工事を着手(工事請負契約締結時点)する物件において、主要構造材と間柱の過半以上に地域材を使用したり、木質の内装材や外装材を一定量使用するなどすると、商品券や商品などと交換できるポイントがもらえるようです。

登録された工事業者が工事を行う必要がありますが、エコポイントのような制度とお考え頂ければよろしいかと思います。…ただ未だ概要があまり知らされていないので、今後弊社も注意して動向を見ていきます。

消費税の問題なども出てきておりますが、今年の9月までに契約締結をすれば現在の消費税率のままで家を建てる事が出来ます。家造りをお考えのお客様は、いろいろな意味でお早めの資料請求をお願い致します。
 
 
2013年3月12日
この時期、皆が悩むと思われる花粉や黄砂のアレルギー反応による症状…辛いですよね。私もとても辛いです。でも、家の中に入ると症状が緩和される「家の作り方」があるんです。

アレルギーには幾つかの要因があるようです。遺伝子によるもの、体内の免疫バランスが崩れる事によるもの、体内の悪質な脂肪の増加などによるもの…調べれば調べるほど次々に要因が増えていってしまいそうな位あります。(笑) その中でも、家が症状緩和の一助に成り得るものを列挙してみます。

まず、花粉などの微粒子を建家内部に浸入させないように、換気による空気量のコントロールとフィルターによるろ過…これは換気をコントロールするために必要な「気密技術力」と換気設備の「フィルター能力」が不可欠という事になります。

次に、免疫バランスの修正の為の温度管理です。免疫バランスと体内の温度とは密接に関係しているようで、アレルギーの方は低体温の方が多いという統計もあるようです。なので、室内の温度分布や各室の温度差などを管理してあげれば体内の温度向上にも繋がり、更にはアレルギー症状の緩和に繋がるのだと思います。

又、ストレスも多く関わっているようなので、ご自身がゆっくりと落ち着ける空間を作り気持ち良く暮らせれば、ストレスの低減にもなるのではないでしょうか?私自身もアレルギーなので、今後も「家が症状緩和の要因に成り得る部分」を探究していきたいと思っています。
 
 
2013年2月14日
「暮らしの5感」を大切にする…最近私が日常のどんな時でも心がけている事です。

仕事も忙しく余裕もない生活を、日本中が送っていると思います。そんな中でも、日々繰り返される日常の全てが「縁」あって構成されている…そう思うのです。お茶を飲む時、食事をする時、忙しくて軽食で済ませる時、新しいお客様との出会い…全てです。その全ての現象に意味があり、僕は今生きていると実感する…それが生きる目的の第一歩であります。

更に僕が生業とさせて頂いている住宅設計は、それの究極の形なんだと思います。僕自身が住むわけでなくても、「この掃き出しに座った時に眺める景色は気持ちいいものか?」「リビングのソファに腰掛けた時に入る日差しは心地いいものか?」「このキッチンでの料理はテンションが上がるだろうか?」「この材料の質感は人の感情をやさしくさせる事が出来るだろうか?」…と考えはどんどん膨らんでいきます。

僕自身もこれからもっともっと「暮らしの5感」を研ぎ澄まして、住宅設計に反映していけたらと思います。
 
 
2013年1月28日
犬山市で施工中の物件では、お施主様にきちんとご説明をさせて頂いた上で、「第一種熱交換型」の換気設備を導入しました。ローヤル電機社製の換気設備です。

私は今まで「第一種熱交換型」の換気システムを導入せず、「第三種換気」ばかりで住宅性能設計をしてきました。私の実家(FPの家)は18年前の三菱製セントラルタイプを設置しているのですが、これが「第一種熱交換型」であまり良いイメージがありません。

熱交換の比率が当時まだ低くかったですし(最近は急激に伸びてきています)、長い年月使っていると停電や機械電子部品の故障による機能停止で、空気の流れがストップしたりします。熱を交換する部分のエレメントは段ボール紙製なので、空気の流れがストップすると段ボール紙に残っている湿気でエレメント内に結露が発生し、それによりカビが発生し黒ずみになります。このような状況を過去に見ているため、換気という「呼吸(空気)」と密接な関係にあるものに導入する事をためらっていたのです。

ですが、このローヤル電機社さんはエレメントに特殊紙を用い、温度と湿度も交換する全熱タイプで、カビなどの状態も起こりにくくなっています。形も第三種の換気設備を少し大きくした程度で金額UPも少ない…これらの事から犬山市の「エネルギーデザインURIBO」のお客様にきちんとご説明をさせて頂き、導入させて頂く事になりました。

第一種熱交換型換気設備この画像は機械本体の状況です。昨今のQ値を限りなく抑えていく市場の流れを鑑みると、第三種換気では熱エネルギーをロスしてしまいます。そのため熱交換型導入を検討しているのですが、今回の導入物件ではデーターなども採取させて頂く事になりましたので、今後もこの「あおけんコラム」で経過を報告していきたいと思います。
 
 
2013年1月16日
キッチンやユニットバス(UB)の蛇口やシャワーには、手元で止水出来る形のものがあります。メーカーのカタログなどを見てもらうと「節湯A」などと表示してありますが、「節湯AB」という止水も出来て水量の段階設定も出来るものもあります。

「節湯AB」を選択した場合、1年間に節水できる量(エネルギー使用量)は結構なものになり、省エネルギー計算などでも加味されます。ちょっとした事ですが覚えておくと「省エネ」に一役買えますので、皆さんも気にしてカタログをご覧下さい。
 
 
2013年1月1日
明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願致します。

1年の最初ですので、目標を立てます!まず…今年は資料請求の中身をガラッと総入れ替えして、リニューアルしたいと思います。そして、モデルハウスのイベントを増やしていきたい!そう考えています。又、農作物を作る畑仕事も自分自身ではやっていきたい!そう思っております。

引き続き設計するお家のデザインを突き詰めていき、素敵な1年になるよう私も精進致します。皆様も素敵な1年をお過ごし下さりますよう、心より祈念致しております。
 
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